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中国在住11年の日本人が日本を離れて気づいた『日本人女性の裏表』

こんにちは。山本アンドリュー(@chokkanteki)です。

日本を離れて海外に暮らしを移した海外移住者(在外日本人)を特集します。

今回は、中国に住んで11年になる「Takahashi」さんの体験になります。

中国といえば、昨年2018年10~12月期の国内総生産(GDP)が28年ぶりの低成長を記録するなど、最近では経済成長に陰りが見え始めたとも言われています。ただ、中国三強のIT界の巨人、百度(Baidu)、アリババ(Alibaba)、テンセント(Tencent)が巨大な中国市場を支配し、世界市場でも無視できない存在になっているのも事実。

特に中国のAmazonとも呼ばれる、アリババの時価総額は約54兆円にも上ります。この数字はFacebookを上回り、全世界の企業の6位に位置するほど。もはや世界を代表する企業を率いるのはジャック・マー。今年の9月には引退を宣言していますが、果たして今後どんな手腕を見せてくれるのでしょうか。

そんなまだまだ成長著しい、中国で10年以上暮らす日本人が気づいたことを記事にしました。

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2008年突然の業務命令で中国へ

私が中国に仕事でやって来たのは2008年の8月です。突然の業務命令だったので準備だって何も出来ていません。もちろん中国語だって「你好」くらいしか分かりませんでした。そんな私が中国に来て驚いたことは数多くあります。住まいや食事、仕事に対する考え方。他にもたくさんあります。当時は同じアジア圏でもここまで考え方が違うのかと毎日が驚きの連続でした。

一番強烈だったのが中国人女性の存在

そんな中で一番強烈に感じたのが中国人女性という存在です。私が初めて驚いたのは、とあるフードコートでのこと。当時、中国語が話せない私は日系のレストランしか利用していませんでした。結構料金が高めなので、当時の中国人はほとんど利用しません。利用するのは金銭的に余裕のある富裕層だけです。

ある日、私が食事をしていると、すぐ隣の席にとても綺麗な中国人女性が座りました。服や小物を見ても明らかに裕福だということが分かります。そんな彼女に見とれていたのですが、食べ始めた彼女を見て驚愕しました。食べていた魚の骨を、手や箸を使わず、直接テーブルにペッペッと吐き出したんです。まさかあんな綺麗な女性が?かなり衝撃的な光景でした。

しばらくして、中国の生活にも慣れてきた私はローカルの食堂で食事をすることになったのですが、そこでやっと納得しました。中国では誰でも口に残った骨などは直接テーブルに吐き出すんです。ちょっと中国人女性を敬遠してた私も、その時に何だか吹っ切れた気がしました。ただ私が中国人女性を苦手だなと思ったのはそれだけではありません。

中国は女性の主張が強い

日本だったらどちらかというと男の方が強いのかなって思いますが、中国は違います。もう圧倒的に女性が強いんです。街中でカップルが殴り合いの喧嘩をしているところもよく見かけました。仕事でも部下の女性から威圧的に言われるようなことも。もう絶対に中国人女性とは付き合えないなって思っていたのですが、そんな私に転機が訪れたんです。たまたま仕事で知り合った女性なのですが、これが凄く綺麗な女性で思わず一目惚れしてしまったんです。相手も私のことを気に入ってくれたらしく、しばらくして付き合う様になりました。

ただ、仕事中は凄く穏やかで、他の女性とは全然違うと思っていたのですが、現実は違いました。個人的に付き合うようになってからは、他の中国人女性同様にその強さを発揮し始めたんです。最初はそんな彼女の変わり身に驚いたのですが、しばらくすると何だかそれが心地良くなって来たんです。凄く強そうに見えた彼女の態度ですが、それは自分の気持ちを真っすぐにぶつけて来るからなんだと理解出来ました。

信頼しているからこそ意見をぶつけてくる

例えば、日本人女性だったら相手の気持ちを考えたりして、言いたいことも言わないようなことがあると思います。でも中国人女性は、思ったことをハッキリとぶつけて来るんです。悪く言えば気が強くてワガママだと取れるかもしれません。でもそれが自分を信頼してくれているからこそなんだと分かったんです。

裏表が無いから考えていることが分かるので、正直言って日本人の女性と付き合うよりも凄く楽だなって思いました。ハッキリ言ってくれるので、本当は何を考えているんだろうって詮索する必要がないんです。言葉だけじゃなくて、態度からもそういった部分が見られました。決して誰にでもという訳ではありません。

家族や自分が愛する人だけにそういった態度を取るんです。そんな彼女を見ていると、思ったことをハッキリと言わない日本人女性っていろいろ大変だなって思いました。

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