こんにちは。山本アンドリュー(@chokkanteki)です。
今回は、スイス人の夫婦が、初めての日本旅行で遭遇した最も奇妙な “事件” について、語っていたので海外の反応をご紹介します。
初めての日本旅行で満員電車を経験したことについて
私は妻と一緒に日本に初めて来て、渋谷駅で、帰宅ラッシュを経験したときの話です。
妻は日本人のハーフなので、前もってラッシュアワーがいかに ”特別” であるかを警告していました。
それと、こんな感じのラッシュアワーの写真を見たことがありました。
なので、私はメンタル面で準備ができていると思っていましたが…それは完全に間違っていたようです。
肉体的な経験は、本当に記憶に刻み込まれるのだと思います。
私は、日本人と比べて背が高く(178cm)、当時はホッケーの選手でしたが、そのラッシュアワーは本当に苦しかった思い出があります。
周りの肉の塊に押しつぶされないように、上半身から屈まなければならないほどでした。
そう、私は電車という缶の中に何百もの他のイワシと一緒に電車に詰め込まれていたのです。
このとき、あなたも自分の身体をカラダとして、感じることができなくなるでしょう。
この奇妙な感覚によって、私は正常な思考ができなくなっていました。
近くでは、ときどき他の乗客に押しつぶされたらしい、うめき声のようなものが聞こえてきました。
そして、私の目の前には、私と同じ背格好の男がいて、彼は私に背を向けていました。
しかし、何かがおかしいことに気がつきました。
彼は、ジャケットの下に小さくて硬いバックパックを背負ったように、背中が膨らんでいたのです。
彼の肩のストラップが見えなかったので、私は心の中で思いました。
「なんでジャケットの下に、バックバックを背負っているんだ?ボーリングボールか?」
私はその正体を調べるために、目線を下ろしました…
すると、この男と私との間に、なんと小さな女性がいたのです!
彼女は私の方を向いていて、顔は私の胸の前にありました。
私は彼女の顔を見ることができず、きっとひどいストレスと痛みに苦しんでいると思いました。
あまりの申し訳なさから、日本語で “スミマセン” と言いいました。
しかし、全く反応がなかったのです。
彼女が少しも動かなかったので、急に心配になり始めました。
彼女からうめき声一つなかったので、もしかするとすでに窒息して、意識がないのかもしれないと思いました。
私は彼女の顔を確認するために頭を動かそうとしましたが、がっちりと固定されて、簡単にはいきませんでした。
次の駅について、周りの乗客が列車を出始めたとき、正面の人が私から離れ始めると同時に、私は彼女が落ちた場合に備えて、抱きかかえる準備をしていました。
周りの乗客が動いて、周りの圧力が消えたとき、彼女はまだそこに立っていましたが、なんと彼女の顔はしっかりと私の胸に押し付けられていたのです!
ようやく、私は頭を横にして、彼女の顔を確認することができました。
彼女は笑顔でしたが、目を閉じていました… これは… 眠っている!
この摩訶不思議な状況を前に、私は何もすることできませんでした。
ただ、途端に笑ってしまったのです!
決して大声ではなかったですが、私の体は揺れていました。
これによって、彼女は目を醒ましました。
彼女は最初に頭を横にして、今の駅を確認しました。
そして、まるで何もなかったかのように私を見上げて、愛想よく、素敵なスマイルと、ウィンクをして、向きを変えて列車を出て行ったのです!
翻訳元:Quora
あとがき
日本のラッシュを経験するとは…なかなか貴重な思い出になったようです。
こんな経験は一度で良いですね。
中には、毎日の朝と夜のラッシュでストレスを溜め込む方もいらっしゃるのでしょうか。
こちらのチャートを見てもわかる通り
東京の一極集中がわかります。なんとかならないものでしょうか。
『世界』の駅別乗降客数ランキングに笑ってしまう
皆さん通勤ラッシュ時の駅って凄いですよね。混みまくりですよね。でもこれ日本だけですよ。