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不気味な傑作。映画『ジョーカー』の海外レビュー

こんにちは。うどんくん(@chokkanteki)です。

2019年に公開された映画で最も議論を呼んだ映画とも言える『ジョーカー』の海外のレビュー(口コミ・感想・評価)をご紹介します。

海外のレビューに移る前に、映画『ジョーカー』を振り返ってみたいと思います。

映画『ジョーカー』について

映画『ジョーカー』はカテゴリとしてはスリラー映画に分類され、暴力シーンがあることからR15+指定となっています。監督は「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」や「アリー/スター誕生」でもメガホンをとったトッド・フィリップス。主人公は「グラディエーター」にも出演した、ホアキン・フェニックスが担当しました。

第77回 ゴールデングローブ賞で最優秀作品賞(ドラマ)他4部門でノミネート、第76回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀作品賞である金獅子賞を受賞したことで、多くの映画関係者を驚かせました。

舞台はゴッサムシティ。言わずと知れた「バットマン」の悪役として描かれる『ジョーカー』が今回の主人公です。いかにして、狂気に満ち溢れた『ジョーカー』が生まれたのか、DCコミックとしては異例の悪役の誕生秘話にスポットを当てた作品です。原作は存在せず、映画オリジナルのストーリーで描かれたことも世間の注目を浴びた理由と言えるでしょう。

「悪と正義」が表裏一体であることを全世界に表現したことでも、賛否を呼び、興行収入は全世界で1,000億円を突破しています()。

そんな2019年の映画界を賑わせた作品の海外のレビュー(口コミ・感想・評価)をMetacriticよりご紹介します。

ジョーカーの海外レビュー

via: Metacritic

海外の高評価コメント

100点 Chris Gore
この映画の真の成功は、ホアキン・フェニックスの見事な演技に尽きる。
100点 Xan Brooks
なんて大胆で衝撃的な映画なんだ。これは考えが膨らみ無秩序へと道を逸れていく、まるで中心からねじられたようなある男の物語だ。
100点 Terri White
大胆で、破壊的、そして完全な美しさ、トッド・フィリップスとホアキン・フェニックスは、映画史上最も象徴的な悪役の一人を新たに描いただけではなく、コミック映画そのものを新たに描き上げた。
100点 Phil de Semlyen
サイコパスと心理的逃避の物語の火付け役となる悪役としてホアキン・フェニックスの役作りは非常に印象的だ。
100点 Jordan Farley
コミック映画よりもキャラクター研究がされていて、オスカーに値する。ホアキン・フェニックスのジョーカーは、輝きを放つためにスーパーパワーは必要ないと証明してくれる大ヒット作である。
90点 Peter Travers
エンターテイメントと挑発、ジョーカーはただただ素晴らしい。
90点 Tim Grierson
象徴的なコミック本の悪役は、ジョーカーによって壮大で適切な誕生の物語を手に入れた。これはホアキン・フェニックスの生の才能を最も壮大なステージへと押し上げた。
90点 Owen Gleiberman
フェニックスの演技は驚くべきものだ。
88点 Josh Larsen
偏見があり、思慮深く、ひどく皮肉な、しかし混沌に飛び込む心の準備はまだできていない、ジョーカーは見当違いの怒りの時代に向けての刺激的で有毒なタイムカプセルである。それは苦々しくもすばらしい。
88点 Rex Reed
天才に迫る映画―嫌悪、暗い、恐ろしい、おぞましい、すばらしい、そして忘れられない。
88点 James Berardinelli
これは心を乱す、傷ついた精神病の男の心を旅する映画だ。多くの点で、アクションやアドベンチャーというよりもホラー映画に近い。DCワーナーブラザーズの映画カタログで21世紀の栄冠に輝いたノーランの「ダークナイト」でさえ、伝統的なコミック本のテンプレートをより踏襲している。このジャンルにおいて、ジョーカーに似た映画は今までになかった。
83点 Vince Mancini
ジョーカーは美しい映像で、素晴らしく魅力な、しかし恐ろしい方法でエンディングを迎える映画である。はじめは簡単に好きになれるが、それが最後には私たちの邪魔をし、吐き気を覚えさせてしまうのだ。もし思いを費やさなければ、うんざりせずにすんだのに。
80点 Mark Kermode
繊細さはフィリップスの長所ではない。彼が持っているのは、適切にロケーションを選択する目、対話の中の挑発的なセリフを聞く耳、対立的な(同時に皮肉な)非常にマーケティングに向いているエンターテイメントの脈を押さえる指である。これに加えて、フェニックスによる扇動的な演技と最後の笑いのために作り上げられたのがジョーカーだ。

海外の低評価コメント

78点 Tasha Robinson
アーサーという恐ろしい存在は、まるで催眠術だ。それはちょうど破壊という肥大し、自信に満ち溢れていく行動へのもろい希望によりスパイラルにはまるフェニックスの演技と同じくらい催眠術的だ。
75点 Mick LaSalle
非常に良い映画で、暴力的なマニアを過去何十年において最も恐ろしく描写しており、ホアキン・フェニックスのぞっとさせる演技が特徴だ。もう一つは、これは明らかに現代に対する返答であるということ。
70点 Justin Chang
悪者は必然的に台頭するだろう。その光景がもつ必然性は、この映画を否定することができない力と本当の限界を知る源である。
63点 Barry Hertz
ジョーカーは、非常に高価なコスプレであることに気づくだろう。最初は効果的なのだろうが、その継ぎ目は表面的で、使い捨て、そして不誠実である。
50点 Jake Coyle
混沌を生み出すキャラクターとして計算により興奮しやすく製造され、摩擦を起こすために設計された。挑発させ、ゆがませるために。私は私が考えていたのと同じくらいこの映画が革命的なものだったらと願った。
50点 Ann Hornaday
本当のところは、ただの映画という感じ、いい映画だが、素晴らしいということはない。コミック映画であるということが気にされないまま進むことを気にせずにこの長い間生き延びれる人々、特定のサブカルチャー好きを喜ばせるためのサービス的な映画である。
40点 Peter Bradshaw
このジョーカーには、彼の中でたった一つの行動、最初の行動、それしかない。この映画はどうにかしてそれを必死になって深刻にし、非常に浅いものにしている。
38点 Keith Uhlich
この映画は、真っ暗な昏睡状態で二日酔いの皮肉屋の男のひとりが夢見たかもしれない夢だ。
30点 Josh Kupecki
これはDCコミックで手荒く遊んでいるだけ、しかし手荒さが足りない。でもこれはきっと求めすぎだろう。あのひどい「ヘルブラザー」の映画はすでにどこかで存在するわけだから。
20点 Richard Brody
結果は、漠然と広がる皮肉の映画であり、急ごしらえの美学以上に鑑賞体験を空っぽなものにする。

ピックアップコメント

45点 David Sims
ジョーカーがおぞましくなり、血なまぐさい暴力に身を落とすと、視聴者が考察する機会を強制的に奪ってしまい、それはただのホラー映画に過ぎなくなる。
80点 Robbie Collin
私のある部分は、トッド・フィリップスがバットマンの悪役ジョーカーをスリリングに妥協することなく、髪が逆立つほど根本的に考え直したのだとわかった。別の部分では、これは強固な箱の中に閉じ込め、海に沈め、二度と解放されることがないようにすべきだとも思った。
90点 Luke Parker
不気味な傑作、ジョーカーの社会的な妥当性はこの先何年も論争となることだろう、しかしこの映画と映画スターについて、彼らの行った映画革命の偉大さが否定されることはないだろう。

ダークナイトのジョーカー

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