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【海外の反応】『進撃の巨人』の女性キャラの描き方が外国人から高評価

こんにちは。山本アンドリュー(@chokkanteki)です。

今回は、『進撃の巨人』で登場する女性キャラクターの描き方に対する海外の反応をご紹介します。

アニメ『進撃の巨人』のSeason3 Part.2が2019年4月28日(日)の24時10分よりNHK総合にて放送が予定されています。海外でもカウントダウンスレッドが立てられるなど徐々にボルテージが上がっております。

さて、そんな『進撃の巨人』ですが、海外掲示板Redditにて原作者 諫山創の女性キャラクターの描き方について、賛辞するスレッドが立てられていました。

以下がその概要です。果たして、海外では女性キャラクターの描き方についてどんな評価をされているのでしょうか。

外国人Aさん

ほとんどの漫画に登場する女性キャラは胸が強調されていると思う。一方、諫山サンは現実的な女性を描くからとても嬉しい。

メディアでの女性扱いは、私的には、諫山サンが良い見本になっている。強さを前面的に押し出さない描写も嬉しい。ミカサやアニのキャラは強く、自然な感じ。

よく他の原作者も強い女性キャラを描くけど、最終的には強さ関係なく「女性キャラもいる」という存在だけが残る。諫山サンは強い女性を描き続けていてさらに良くなっている。

「進撃の巨人」に登場する女性キャラについて

海外で絶大なる支持を得ている「日本アニメ」。特徴の一つとして個性豊かなキャラクターが人気の鍵を握っている。

中でも圧倒的な人気を誇る「進撃の巨人」で原作者の諫山創が描く女性キャラクターは、世界各国から調査兵団に扮するコスプレイヤーたちが「世界コスプレサミット」に集うほど。海外サイト「アニメトレンディング」2018年夏アニメ女性キャラトップ10の人気投票では2位ヒストリア、7位にミカサがランクイン。

また海外掲示板が行った調査「好きな女性キャラのタイプ」では「おてんば・ボーイッシュ」キャラが一番好まれることがわかった。海外でも様々な好みがある中で、諫山が「進撃の巨人」で描いた女性キャラはどのように捉えられているのだろうか。海外ファンからのコメントを一部紹介しよう。

翻訳元:Reddit

「進撃の巨人」に登場する女性キャラの描き方に対する海外の反応

彼(諫山)はキャラクターを描くことに本当に専念している。ミカサ、アニとヒストリアは信じられないくらい素晴らしく描かれてる。全く違う理由で全く違う強い性格の持ち主だ。
どの女性キャラでも、金髪の女性キャラでさえ、胸が頭より大きくないことはいいね。
諫山が強い女性キャラを描かないことに魅力を感じるが(物理的な意味でかは定かではないけど)現実的だと思うな。私の好きな女性キャラは読者を喜ばせるために描かれた複雑な設定や性格を持つヒストリアだ。当初、諫山自身も好まなかったキャラだがシーズン2以降の変化は良かった。
ヒストリアは可愛い萌え女子だから最高だよ。諫山はあんなに可愛らしい子が現実世界に存在しないと思っていたから今の設定がある。
君が誰を可愛い萌え女子と言うかは関係ないね。君の言ってることは分かるけど、諫山はヒストリアを可愛い萌え女子にしないほうが良かったと思う。
なんなんだよ。ハンジは常に私(僕)のお気に入りのアニメキャラなんだよ。諫山のことはマジでどうしようもないくらい尊敬してる。

一応、ハンジは女性でも男性でもないよ。諫山自身は性別をハッキリさせていないけど、物語の中で女性になったんだよ。

確かに、でもアニメも実写もどちらも女性で描かれてるから、女性だよ。
そうなんだよね、アメリカのアニメと比べて露出度が低い。それがすごくいい。
諫山は女性の特徴云々、強い女性だろうがLGBTだろうが、を考えて描いてないのが好き。彼はあるがまま描いている。彼はわざわざくだらない注目集めはしないよ。とてもよく出来てるよ。
LGBTの話になると描写がよくても混乱するなぁ。
ネタバレやLGBTの人たちのレス対処にどうしていいかわからない。この作品の時は1800年代なの。ユミル、クリスタとハンジがノンバイナリーであえて描かれたのか、視聴者の解釈に委ねているのかわからない。ハンジが男性でも女性でも捉えられるんなら視聴者次第じゃないかな。そうなるとハンジが前に片想いしてたキースへの思いは調査兵団の上層部には関係ないよね。
そうだね、諫山は女性調査兵団を前線で戦わせたり、リーダー役割り担わせてりと実際の1800年代に起きたことを描いている。テクノロジーが進化している現状の中で諫山は一般的な基準で女性キャラを描かなかったことが良かった。彼がLGBTを表現しているのなら(漫画やアニメにしては)十分だと思う。
でも、確かに君の言う通り、あえて明確に表現はしないと思う。彼は異性関係には触れないね。
恋愛や異性関係は象徴されてないからテーマとして避けてるんだと思う。読者の想像に任せる傾向がありキャラ同士の関係性への期待を裏切らない。
抜け目のない男(ひと)
まさしく本当。マジで革新的な作者は女性キャラを他のキャラと平等に扱ってくれる。これは性的指向にも言える。(私見では、これらは進撃の巨人の中でも同様だ)。
諫山は自身の作品のクオリティーを信じているから露出度は低い。視聴者を誘惑したり露出度を多くする必要がない。
この作品の世界は恐ろしいが私たちが問題視している性に対する平等や人種差別よりましだと思う(実際、漫画を読んだことがないから100%自信持って言えないけど)。
諫山はただ「強い女性キャラ」を描くのではなく、一般的にも受け入れられる女性を描いている。
それか、本当にただ単に一般的に良いキャラを描けるのかも。
私の理解では、進撃の巨人の軸は人類で、その世界の中で暮らす人々と出れない人々。この小さな宇宙で大きな一歩である。人々は性別によって課せられる義務がとわかっている。それにもかかわらず生き残るるために努力をしている。男性だ、女性だと言っている場合ではない。人はいればいるだけ助かる。要するに全ての登場人物は諫山によって芸術的に描かれている。
だから「進撃の巨人」は私たちが知っている少年漫画やアニメというよりゲーム・オブ・スローンズやロード・オブ・ザ・リング、ハリーポッターのようなファンタジーに溢れてる作品なんだよ。この作品は判断力、決断力が必要不可欠で人間関係を構築するような典型的なアニメではない。現実問題でも取り上げられている人種差別や大虐殺とも関連している。この漫画の方向性がとても好きで、作者も「かっこいい作者トップテン」に入るほど素晴らしくて思慮深い人だよ。

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