こんにちは。山本アンドリュー(@chokkanteki)です。
今回は、2020年冬アニメ『恋する小惑星(こいするアステロイド)』1話に対する海外の反応をご紹介します。
『恋する小惑星』もあるよ
2020年冬アニメ
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第1話「二人の約束」のあらすじ
春。高校に入学した木ノ幡みらは、絶対入ろうと決めていた天文部がなくなっていて大ショック。みらには、幼い頃にある人物と約束した「小惑星を発見する」という夢があったのだ。今年から「天文部」と「地質研」が合併した「地学部」が出来たと聞いてさっそく入部する。部室でみらを待っていたのは個性的な3人の先輩と、そしてもう1人……。
翻訳元:reddit
アニメ『恋する小惑星(こいするアステロイド)』1話に対する海外の反応
まあ、20年以上の天文学と宇宙飛行のオタクとして、これは星を見つめるかわいいアニメのかなり良いスタートかなと。キャラクター達の関わり方は少し堅苦し過ぎる感はあるけど(女子高生設定なのでおそらく意図的にかな?)。初回放送分の天文学の事実に関する不満は、ほぼ皆無に等しかった(一つだけ、ちょっとした例外があるけどね)。観て、いくつか気付いたことは
1 最近は専用の望遠鏡が自動的に行うため、アマチュア装備で新しい小惑星を見つけるのは容易ではない。高校生ならまだ手の届く範中だし、部活には夜の色んな時間帯に、長時間露光で写真を撮るのに十分な大きくて視界の広い望遠鏡が必要。願わくば部が、高品質の反射望遠鏡と一眼レフで調査するのに十分なお金があればいいのだけど
2 木星には今現在79の特定された衛星がある。
3 ミラ(呼称:オミクロン セティ)は、核融合を永久に停止する前の、星の一生の最終段階にある赤い巨星。その明るさは332日間以上、光度+2(空の明るさで一番明るいのが100として)から光度+10(ほとんどの双眼鏡では見えない)までと、色々変化する。
4 私の高校にも大学の天文学部にも、コレクションでバニースーツはない
5 天文学と地質学との闘いにおいて、惑星科学者たちは「なぜ両方ではダメなのか?」と言いたいところだろう。女の子達は学園祭の展示を、火星の表面と/月面の展示のような何かができる。私が顧問の先生だったら絶対にそのような提案をしていた筈だ。
6 私が気付いた唯一の問題は、女の子達が空でいとも簡単に水星を見つけたこと。水星は太陽の近くにあるため、実際に見つけるのはとても難しく、私も今まで生きて来た中で、たったの1回か二回しか観たことはない。しかもいとも簡単に見つけてました(アニメの中の水星の位置は、金星から考えてもぴったりだったとはいえね…)。
7 みらが部に購入を迫った30Mの望遠鏡は、実際はハワイの国立天文台のTMTプロジェクト(492枚の複合鏡、口径30Mの主鏡をもつ望遠鏡の設置事業)と同様のものを意味している。それ自体は神聖な山の上に建設中のため、ハワイの地元の人々との間でトラブルに発展…だから、異議あり!
総括的にかなりよくできた初回放送となったが、キャラクター間の感情は私の期待よりもかなり堅苦しかった(例えばまんがタイムきららシリーズのゆるキャン△みたいな期待ね)。あおは、変わっていて非社交的。みらとの対話も少し不自然な感じ。地質学側の桜井美景(みかげ)もまた、かわっているキャラとして作り込まれている。ないものねだりになるけど、これがもう一つのゆるキャン△になるかどうかはまだ分からない。可愛いことには変わりないので、どっちにしろ観続けるつもり。
山本アンドリュー
たぶんだけど、木星に79の「人工衛星」はないんじゃないかな
失礼いたしました。ご指摘の通りです。
修正しております。
名前があおなんだから、髪も緑色にすれば良かったのに。
自分にはちょっとロリロリし過ぎて途中で観るのやめたわ
まにまにも、よかったなぁ
天体観測ってロマンがあるよね
私が気付いた唯一の問題は、女の子達が空でいとも簡単に水星を見つけたこと。
>>まあ、アニメっつうこって、笑って許して。
水星じゃなくて彗星を見つけたんですな、きっと。
何処にすんでる人だろ
日本なら金星も水星も比較的容易に見つかるけど
毎年同じ場所に見える訳じゃないから仕方ないのかもしれんが