こんにちは。山本アンドリュー(@chokkanteki)です。
今回は、ソニーのスマホブランドXperia(エクスペリア)シリーズがなぜiPhoneになれなかったのかについて海外の反応をご紹介します。
Sony XperiaがiPhoneになれなかった理由について
今回の外国人に聞いてみたのコーナーは「Why Sony Xperia smartphone is not popular like iPhone(なぜSony XperiaはiPhoneのように人気ではないのか」から二つの意見をランダムで抜き出してみました。
2つの意見は、それぞれ対局でありながら納得できる主張でした。
あなたはなぜ、そのスマホを買いましたか?
翻訳元:Quora
Sony XperiaがiPhoneと戦うのは難しい
それは複数の要因が組み合わさっている。
ブランディングによる影響は一部にすぎない。 Appleには、Sonyが持っていない(90年代には間違いなくあったが)高い評価があること。それに、iPhoneはAppleを象徴する親しみやすさがあるのも理由。
また、ソニーの失敗を指摘すると、電池寿命を除いて、その性能は決して目立たなかった。
他のほとんどのスマホと同じSnapdragonチップを使用している。ソニーは高いピクセルの携帯カメラに自信を持っているが、実際のカメラの品質はなんとも言えない。
皮肉なことに、ソニー製のセンサーを使用しているスマホ(アップルとサムスンを含む)は、優れた性能を発揮している。そして、ソニーのデザインは、確かに分かりやすいものの、iPhoneほど親しみやすくもなく、技術的にも大胆ではない(一方、SamsungのGalaxy S8 / S9、iPhone Xが良い例)。
私はソニーの混乱を招く販売戦略も失敗の要因だと考える。半年ごとに新機種を発表することは、常に新しいものを市場に出すためには素晴らしいことだが、ユーザー認知は悪化する原因になる。例えば、Xperia XZ2、Xperia XA2 Ultraを私たちは本当に望んでいるのだろうか…?実際に欲しい機種が、どれなのか知ることができない、せっかく買ったスマホも数ヶ月で時代遅れになるために、需要が伸びることはないだろう。
それと忘れてはいけないのは、ソニーのスマホは、北米や世界の一部地域には存在すらしない。通信事業者がXperiaを採用しても、Sony XperiaがiPhoneと戦うのは難しい(あなたが思っているように、通信事業者はソニーにチャンスがあるとは思っていない)。ソニーがアップルに挑戦するには、世界的なパフォーマンスと、そのスマホが簡単に見つけられる、アメリカの通信事業者の信頼が必要だ。
私たちの世代は、羊の群れのように、有名ブランドに流される
Xperiaはクリアなサウンドと素晴らしいバッテリー寿命を愛する人に、非常に人気があります。
一方。 AppleのiPhoneは、実際よりも、有名になった感があります。私たちの世代は、有名なブランドはよりクールだと思う傾向があります。ブランド名は重要です。ただ、ブランドしか見ていない彼らは製品の信頼性などは望んでいないはずです。 iPhoneは私たち世代を象徴するタグのようなものです。
バッテリーの長寿命と信頼性に関しては、SonyのXperiaは他スマホを圧倒しています。Xperiaには予備のモバイルバッテリーが必要ないこと、XperiaのバッテリーがiPhoneよりも長いことに、驚く人々をたくさん見てきました。たとえ2〜3年経っても、画質は最新機種に見劣りしません。使いやすさの観点はまた別です。
残念なことに私たちの世代は、羊の群れのように…有名ブランドに流される傾向があるようです。 iPhoneは携帯電話というよりも一種のステータスとして、シンボルになっています。
私はSony Xperia、Sony Ericssonの大ファンです。残念ながら、私の上司はiPhoneの大ファンです。彼女はいつもHTC製の古いAndroidのスマホを持っていますが、同時にIPhone 6 plus、iPhone 8 +、iPhone Xを持っています。一方、私は過去3年間、Sony Xperiaに満足しています。今のところ、私のXperiaはどこも悪くなっていません。
山本アンドリュー
simフリー版と海外で売ってるエントリーモデルを日本でも出しゃいいのに…
やる気なさすぎ
ソニーは次からGショックのようにタフさで売るべきだ。
細かい新機能は無視してよい。
俺もペリアなんだが不安になるくらい何にも問題起きないんだよな
もう三年半も使ってんだが・・・
俺のXperiaZ5は3年目にしてバッテリー寿命が来たよ30%まで減らすと電源が落ちる
そろそろバッテリー交換してもらわないと・・・
正直長年あの角が手に持って痛そうなので買えなかった
ソニーに限らず、日本製の携帯製造メーカーに言えることだけど
ガラケー時代に性能を突き詰め過ぎてたんだよね
インフラ(ガラケー用のウェブサイトとかお財布機能とかテレビとか)もガラケー用に整えられてた
海外だとインフラが無いから日本のガラケーは無用の長物
いずれ追いついてくれば、ガラケーを売ればいいと考えていた
一方で携帯といえばサムスンと言えるような地位をサムスンは築いていた
そこでiPhoneが登場し、スマホ時代になる
サムスンはすでに携帯市場でブランドイメージが確立していて、携帯事業者の信頼も勝ち得ていたので、iPhoneについていけた
日本メーカーはガラケーのアドバンテージを完全にチャラにされて
海外の携帯事業者の信頼もない状態でスマホを開発して売らないといけなくなってしまった
一般大衆向けか一部のマニアックな通向けかの違い。
ソニーはもともと後者の路線で今の地位を築いてきたわけだ。
最大公約数を狙うなら前者の路線にシフトせなあかんが、そうするとソニーらしさがなくなる。パナと変わらんくなる。
ソニーは昔のメモリースティックゴリ押しのイメージが悪すぎる。