【海外の反応】外国人「日本の受験戦争って大変なの?」

こんにちは。山本アンドリュー(@chokkanteki)です。

今回は、ユーザー投稿型のQ&AサイトQuoraから日本在住で教師のセッド・チャップマンさんの話と海外の反応をご紹介します。

良い大学に入り、良い会社に就職する。それは、世界共通なのでしょうか。
日本の試験勉強の過酷さは、世界と比べてどうなのでしょうか?

日本の10代の少年少女はどんな生活をしているのだろうか

セッド・チャップマンさん
これは私の娘のiPhoneだ。
この161という数字は、日本の大学の入学試験(大学入試センター試験)との ”戦い” まで日数だ。

今日は土曜だが、学校で8時から17時まで勉強して、そのあとは21時半まで図書館でまた勉強する。私は娘を図書館に向かいに行くのが日課だ。
家に帰ったら、軽く夜ご飯を食べて、お風呂に入り、少しテレビを見る。そのあと、寝るまで勉強ノートを復習する。それを明日も同じことを繰り返す、その次の日も、さらに次の日も…

これで日本のティーンエージャーが、どういう生活をしているか想像できるだろう。

日本の10代の少年少女の生活に対する海外の反応

私の知っている日本語の先生と私の日本人の夫がドイツで子供を育てる理由はこれです。今、二人の子供はドイツの大学に通っています。(航空機メンテナンスエンジニア・国籍不明)
中国、日本、韓国の10代はみんなこれに苦しんでる…(大学生・中国)
こういう激しい試験前の準備はどのくらい前にスタートするの?161日って約5.5ヶ月前でしょ?想像するに、少なくとも1年前には準備開始してるんだろうな。インドだと、2年前から開始するのが普通。そこまで激しくはないが。(元サムスンソフトウェアエンジニア・インド)
こういう大学入試試験の準備は、中国、韓国、ベトナムも同じだよ。大抵、1年前から準備し始めるよ。(ベトナム)
うわぁーインドのIIT JEEs(インドのセンター試験)を思い出すわ。ここまでハードじゃないけどね。工学の道に進むのは、世界中どこでも熾烈な競争だよ。(大学生・インド)

超学歴社会インドの受験戦争の現状。インドNo.1大学IITが主導する統一試験JEEとは
インドにおいて学歴は非常に重要なステータスです。 法律としては廃止されたカースト制度も、まだまだ制度それ自体は社会に根強く残っており、特に農村部ではその傾向が顕著になるといいます。
そのため貧しいカースト出身のインド人は学歴というステータスを得ることによって、自分たちの生活水準をなんとか引き上げようと、必死に努力を重ねます。
http://indianote.asia/iit-jee

私は二人の子供がいるアメリカ人で日本に住んでいる。私の息子はラッキーだった。”試験地獄” を一度だけ経験するだけで良かったから。なぜなら、有名な ”W” がつく大学の付属高校に入れたから、2回も試験をする必要がなくなったんだ。(もちろん、日本では良い高校に入るには試験を受ける必要がある。)息子が勉強しているときは、家族全員でサポートしなければならなかった。つまり、ハリー・ポッターの映画は1年間お預けにしたり…それに祖母の葬儀にも出席できなかった。それほど、受験勉強は重要だった。(アメリカ)
良いね!”W” と ”K” のフゾクに行った子供は本当に豊かな生活をしてるなーっていつも思ってたよ(トピック主)
その試験は、記憶力を試すような厳しい内容も含まれてる?(ベトナム)
含まれてるね。私だったら、そういう教育システムは、作らないが、決定権はないからね ?(トピック主)
ベトナムの高校教育の痛烈な記憶を呼び起こすわ。 私たちは、馬鹿げた量の退屈な情報を記憶することを求められていたから、歴史と文学の授業が本当におぞましかった。(ベトナム)
インドでも同じような試験があるよ。子供は6年間試験勉強しないといけない。(インド)
インドのティーンも同じスケジュールだね。10代は良い大学に行くために、辛い試験に立ち向かわないといけない。(インド)

山本アンドリュー

インドと言えば、インド工科大学ですが、その卒業生には、フェイスブックやグーグルなど名だたる大企業が年俸1000万円を超える高額なオファーを出すほど。
色濃く残るインドの「カースト制度」を抜け出すために、ITの道に進むほかないそうです。
優秀なインド人エンジニアがエンジニア不足の日本で働くのは、以前から知っていましたが、今後さらに拍車をかけるのでしょうか。

インド工科大がマサチューセッツ工科大を超えた理由
今や世界的なIT企業がこぞって採用をしたがるインド人。インド工科大学(IIT)は、マサチューセッツ工科大学(MIT)を超えるとも評される。インドの発展を妨げていると言われる「カースト制度」が、ITに関してはプラスに働き、優秀な人材を輩出することに影響を与えているのだ。
http://diamond.jp/articles/dol-creditcard/91668

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